マンチェスター日和

イギリス・マンチェスターでの生活の様子、現地の情報などをアップしています。

リメンバランスデー(Remembrance day)

11月に入って赤い花のブローチを付けた人たちがいるけど何なんだろう?と思っていたのですが、1918年の11月11日に第一次世界大戦終結した日を記念し、イギリスでその戦没者の追悼をする日がリメンバランスデーであり、それに関連して退役軍人や遺族などへの支援募金者への返礼が赤い花(ポピー)のブローチだそうです(目的は別として赤い羽根同じ仕組み)。

こういった終戦記念日戦勝記念日の様な日は各国にあり、イギリスが特別という訳ではありませんが、こういう日を外国人として過ごすことには特別な感覚があります。居心地の悪さを書かれている在英日本人の方もいらっしゃいました。

なぜ、日本人が居心地の悪さを感じるのか?それはこのリメンバランスデー&赤いポピーの対象がそれ以降の戦争、第二次世界大戦なども対象となっているというのが(日本人またはいくつかの国の人たち固有の)理由の一つでしょう。

以前、ヨーロッパの人たちと共にフランスのシャルル・ド・ゴール記念館に行ったことがあるのですが、その時と似た気持ちかもしれません。私自身は淡々とした気持ちで見学していましたが、周りの人たちはここにいる日本人をどういう目で見ているのか?そして、ドイツ人はどんな気持ちで展示を見ているのか?ということが気になりました。当然、ドイツ人も日本人も、そしてイタリア人も参加することをわかっていて、そこを選んだフランス人(?)はどういう考えだったのかも気になりました。。。

さて、話がリメンバランスデーからずれましたが、イギリス人であったとしてもこの赤いポピーイベントがどうも落ち着かない理由としては、このイベントの強要という理由もあるかと思います。日本は同調圧力が強い国だと思いますが、自由な主義主張が認められそうなイギリスであっても同調圧力は皆無という訳ではないようです。とかく戦争という国家を挙げて、国民が命を懸けて行う事柄には特にそういう力が強く働くのではないかと思います。

赤いポピーを付けている人たちの思いも実際には様々でしょう。また、他の方も書かれているように戦争そのものが起きないことが一番だし、敵味方関係なく殺し殺されということがないことが一番だと思いますが、一方で起きてしまった戦争で家族や仲間を失ってしまった人がいるのも事実であり、その人たちが亡くなった人たちに哀悼の意を表すことはごく自然であり、否定することはできないでしょう。「気持ちよく思わない人もいるのだから、自粛しろ」という意見があったとしても、それに同調を強いるのは立場が違うだけで、同じく居心地悪く感じる人たちをつくるだけでしょう。おそらく完全な方法はなく、お互いの立場を尊重し、配慮する気持ちを持ちながら行っていくしかないのかと思います。

リメンバランスデーと赤いポピーについて書かれているブログを読み、(感化されて?)私も書き始めましたが、私がこの日に一番思ったこは、「英国に滞在してこのような機会に巡り合えたことは、私にとってとても貴重な経験となった」ということです。また国としての立場が真っ向から異なる関係を持つ人たち(某国と某国とか)に囲まれながら生活している英国生活はとても不思議でありながら、意義深い日々なのだと改めて思いました。

(んー、薄い。。。でも、この記事はこれで以上です)

英国人、日本人に限らず戦争・紛争で亡くなられた方々のご冥福を祈りつつ。